浜松科学館 みらいーら

浜松科学館自然観察園は地域の方々のお散歩ルート。歩道は端から端まで105歩。普通に歩けば1分足らずで通過してしまいます。 その1歩1歩にもたくさんの生き物がいて、関わり合い、科学的な事象が起こっています。「小さな森での小さな出会い」を少しずつお届けします。

浜松科学館 みらいーら

浜松科学館自然観察園は地域の方々のお散歩ルート。歩道は端から端まで105歩。普通に歩けば1分足らずで通過してしまいます。 その1歩1歩にもたくさんの生き物がいて、関わり合い、科学的な事象が起こっています。「小さな森での小さな出会い」を少しずつお届けします。

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    端から端まで「105歩」の自然観察園で、生き物観察をしてみます。

    前回は筆者の自己紹介をさせていただきました。 今回はnoteの舞台となる浜松科学館自然観察園をご紹介します。 西には高さ213 mのアクトタワーがそびえ立ち、北の東海道本線では絶えず新幹線が行き来しています。そんな政令指定都市のど真ん中。浜松科学館の南にある小さな森、そこが自然観察園です。 園内には、約30年前から浜松周辺に自生する樹が植栽され、面積は小さいながらも遠州地域の植生が再現されています。 自然観察園をメインフィールドとした理由として、下の3点があります。

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      • 【自由に研究ラボ2022】子供たちが気になる材料を持ち込んで実験機器を使って探究しました。

        はじめに今年の6月~8月に開催した「みらいーら 自由に研究ラボ」が無事に終了しました。 子供たちが気になる材料を持ち込んで、電子顕微鏡、生物顕微鏡、実体顕微鏡、解剖セット等の実験機器を使って自由に探究しました。 イカを解剖したり、納豆菌を見たり、クモの糸の強さを測ったり、プラントオパールを同定したり…。科学館職員も初めての経験が多く、勉強になることばかりで、とても刺激的な日々でした。 ・いつも見てるあの表面は、拡大するとどんな感じ? ・どうしてこんな動きができるのかな?

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        • 映える水滴を撮ってみたい! ~植物の撥水性:ロータス効果とペタル効果~

          はじめに本日は自然観察園で「映える(ばえる)」写真を撮りたいと思います。 SNS(Social Networking Service)の普及によって写真を撮ったり見せたりする機会が増えました。たくさんの情報が流れるSNSでは、瞬間的に「すごい!」と感じる、いわゆる「映える」という形容詞が価値観の一つとして定着しています。 さて、自然観察園で映える写真を、と考えてみると一体何を撮ればよいでしょうか? 最近は猛暑が続いていますので、例えば「植物につく水滴」なんて涼し気で良い

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          • 「まるだしくん」 MUSEUM CHARA AWARD 2022 にエントリー!

            科学館noteにたびたび登場するこのキャラクター、名前を「まるだしくん」といいます。好奇心が「まるだし」で、様々なことに興味を持っています。 日常の中に不思議を見つけた時、あなたの中にもまるだしくんは現れるかもしれません。 そんな「まるだしくん」が ミュージアムキャラクターアワード2022 にエントリーしました。 「まるだしくん、推したい!」と思ったら、ぜひご投票ください。 今後の活動の励みになります。 投票は9月8日(木)正午 まで。1人1日1票投票可能です。 投票

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            科学館noteキャラクター「まるだしくん」

            はじめに科学館noteにたびたび登場する謎のキャラクター。 「いったい何者?」と疑問に思った方もいらっしゃるかもしれません。 来場者の方から「あのキャラクター大好きなんです!イラストをいただけますか?」というご要望をいただくことがあります(即興で描かせていただきますので、お気軽にお声がけください)。 noteアカウントを開設して2年余り、記事の数も約50本とそれなりに蓄積してきました。満を持して今回はこのキャラクターを皆さんにご紹介したいと思います! 名前:まるだしく

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            【自由に研究ラボ】職員と実験機器を貸し切りにして、気軽にとことん探究!

            浜松市の市政情報番組「浜松ふかぼり部」で当館のイベント「みらいーら 自由に研究ラボ」を取材していただきました。完成した紹介動画では、過去のnote記事に登場したクマゼミの卵やダンゴムシの進化など、身近な生き物の魅力的な一面を紹介しています。是非ご覧ください。 本記事は動画公開の告知をメインに紹介する予定でしたが、執筆しているうちにイベントを企画した意図や、イベントを通して子供たちに感じて欲しいことなど、様々な想いが溢れてきてしまいました。ざっくばらんな文章になってしまいまし

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            水を吸って大変身!?「苔の劇的ビフォーアフター」をタイムラプスで撮影してみた

            はじめに「梅雨って雨ばかりで嫌い」 「そんなこと言わないで。植物にとって、この雨は『恵みの雨』なんだから」 梅雨の時期になるとラジオやテレビなどからよく聞かれる言葉「恵みの雨」。 確かに降水量が少ない空梅雨になると一部の野菜の価格が高騰しますね。 しかし普段の生活で農業や家庭菜園などを行わない、植物と直接的なかかわりが少ない人は体験的にあまり実感がないかもしれません。 そんな「恵みの雨」を、観察して体感できる身近な生き物がいます。 その生き物こそ、今回のテーマ「コケ植物

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            お散歩が楽しくなる!「苔ミニガイドブック」を公開

            今年4月「地衣類ミニガイドブック」を公開しました。 科学館職員やボランティアさんに紹介したところ、大好評! 皆さんミニガイドブックを片手に、夢中でコンクリートや樹に張り付いて地衣類を観察していました。 「通勤途中に街路樹でコフキメダルチイ見つけちゃいました~」 良い傾向です。 完全に生き物観察の世界に片足を突っ込んでいます。 さて、今回は「苔ミニガイドブック」を公開いたします。 ※以下、「苔」を「コケ」と記述します。 ミニガイドブックのデータは下記リンクから無料でダ

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            浜松科学館では生き物イベントをたっぷり開催しています

            はじめにいつも歩いている街中の通勤・通学路、公園、ハイキングコース。 その1歩1歩の間にもたくさんの生き物が生きていて、関わり合い、科学的な事象が起こっています。 浜松科学館では、そんな生き物たちとの「小さな出会い」や「小さな気づき」を大切に発信しています。 この記事では、浜松科学館がこれまでに開催した生き物に関連するイベントをご紹介します。 それぞれの催しの紹介に、当日の様子や生物学的、生態学的な情報をまとめた当館の公式note、ブログのリンクがございます。 詳細の情報

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            お散歩が楽しくなる!「地衣類ミニガイドブック」を公開

            地衣類の世界を探検しよう突然ですが、下の写真は筆者自宅の駐車場です。 一見すると何の変哲もない風景ですが、よく見ると縁石の表面の一部分(白色矢印)がオレンジ色に変色しているのが分かります。 実は、これはコウロコダイダイゴケという地衣類(ちいるい)の一種。生き物なのです。 ※以下に地衣類の拡大写真が出てきます。集合体が苦手な方はご注意ください。 ルーペで観察するとこんな感じ。子器と呼ばれる生殖器官が、どら焼きのようで可愛いですね。日々使っている駐車場の縁石に、こんな面白い

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            今日のチューリップは、昨日のチューリップよりも大きい

            見落としがちな変化新聞の片隅やファミリーレストランの卓上にある「間違い探し」。2枚の絵を見比べて、違っている箇所を見つけるゲームです。誰もが一度は遊んだことがあるのではないでしょうか? 試しに科学館の花壇を舞台にした間違い探しを作ってみました。2枚の絵には違うところが4つあります。ぜひチャレンジしてみてください。 答えは下へスクロールすると出てきます。 正解はこちら。 ① 日付 ② 花の色 ③ 花が開いている・閉じている ④ 花の大きさ ④の違いは僅かなもので、意地悪

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            ケヤキの葉に秘められた数字の話

            公園や街路樹の植え込みにたまっているケヤキの落ち葉。 普段何気なく通り過ぎているそんな場所にも、面白い現象が隠れているかもしれません。 ケヤキの落ち葉年末に自然観察園で落ち葉を観察するイベントを開催しました。 参加者の皆さんは落ち葉の色形を手掛かりに樹種の同定体験をしました。そこで苦労したのが「特徴の幅」です。 例えばコナラの葉は、図鑑によると葉の先端から基までの長さ(葉身の長さ)が6~15cm で、全形は中央よりも葉先の方で幅が大きくなる卵型をしています。しかし、中に

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            こたつでミカンをじっくり観察

            12月も終盤。この記事が2021年最後の配信となります。 本年もお世話になりました。 来年もよろしくお願いいたします。 年の瀬になりぐっと寒くなりましたね。 こたつの中で温まりながら、この記事を読んでいる方もいるのではないでしょうか。 こたつといえば・・・そう、ミカンですね! 今回はミカンをじっくりと観察したいと思います。 ぜひお手元にミカンを置いて、読んでみてください。 ヘタを観察してみようまずはヘタに注目してみましょう。 ミカンのてっぺんの緑色の部分がヘタです。

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            小鼻をポリポリしながら、生き物の進化と絶滅について考えてみる。

            いつもは自然観察園の身近な生き物をテーマにしていますが、今回はより身近な私たちの「顔」に棲むある生き物を観察してみましょう。 あなたの顔にもきっといるはず「ニキビダニ」ちょっと失礼してマスクを外させていただきます。 爪で小鼻のあたりをポリポリと掻くと、爪にアカが溜まりました。 (お食事中の方、ごめんなさい) アカの塊をピンセットでつまみ、顕微鏡で観てみると・・・ 皮膚の角質や皮脂の間に、透明で細長い生き物がいました。 先端には4対の脚、頭部や腹部にくびれが無いことか

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            マンリョウの葉に棲む「謎の細菌」の話

            最近ある植物から、科学が進歩しても自然界にはまだまだ明らかにできない謎が存在することを実感しました。 生き物たちの営みは、私たちが想像できないほど奥深く、面白いです。 今回はそんなエピソードをご紹介します。 クリスマスカラーなマンリョウを探してみようこのような樹を見たことがありますか? マンリョウという常緑樹で、観賞用として庭や公園、神社等に植えられる身近な植物です。果実の濃い赤色と葉の緑色はまさにクリスマスカラー!冬季に実ることから、クリスマスにぴったりです。 自

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            あなたの「耳」はどこにある? コオロギ・バッタの耳の話

            11月になり秋もますます深まってきました。 秋といえば様々な虫たちが鳴く季節 ― マツムシのチンチロリン、スズムシのリーンリーン、エンマコオロギのコロコロリリリー…網戸から聞こえる様々な種の鳴き声に秋を感じますね。 私たちにとって秋の風物詩である虫の声も、鳴いている当人(虫?)からすればオスからメスへのラブコール。 後世へ子孫を残せるかどうかの真剣勝負です。 今回は秋の虫たちが属するバッタ目※の昆虫を例にお話しようと思います。 ※目は生物を分類するときの階級です。大きい順に

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