花で彩られた Well-being な場所【浜松ミクロ散歩「花」前編】
「浜松のことをもっとよく知りたい!」
好奇心旺盛なスタッフが浜松科学館を飛び出して、浜松各地を訪問。
訪問先で出会った方々とふれあい、こだわりの商品などを科学館にある電子顕微鏡で観察して、ミクロから浜松を探っていく企画です。
一年を通して温暖で日照時間が長い浜松。
お日様の光をたっぷり浴びた植物たちに囲まれ、ゆったりとくつろぐのも浜松の楽しみ方のひとつですよね。
浜松で植物の観察ができる施設はいくつかありますが、一年を通していつ行っても、何かしらの展示を楽しむことができる花と緑の公園と言ったら「はままつフラワーパーク」。四季を通して、広大な土地を活かした色とりどりのガーデン、ちょっぴり南国気分を味わえる大温室クリスタルパレスなどが魅力です。
1970年の9月に、市制60周年記念事業として開園し、今年でなんと53年目。
現在では、浜松市民の“憩いのガーデン”として欠かせない存在となっています。
今回の取材で、我々がはままつフラワーパークを訪れたのは10月初旬。
パーク管理課の和久田さんに、今の時期にしか見ることのできない旬の植物をご紹介いただきました。
四季折々に輝く、個性的な植物たちと憩いの空間
小粥
浜松フラワーパークでは、年間で何種類のお花が見られますか。
和久田さん
バックヤードに保管しているものもありますので、その季節に全種類の植物が見られるというわけではないのですが、今までで園芸品種を含めて3000種ぐらいですかね。
小粥
3000種!季節をめぐって、それだけ多種多様な植物を楽しむことができるんですね。
和久田さん
日本の植物から世界の植物まで、多様な品種を展示しています。
うちは桜にも力を入れているのですが、秋の時期でも楽しめる桜がありますよ。
こちらは、ケンロクエンフユザクラ(兼六園冬桜)といって、冬の時期と春の時期に咲くタイプの桜です。
その他には、ジュウガツザクラ(十月桜)という秋咲きの桜がありますね。
小粥
本当だ。秋なのに桜の花が咲いてます。桜はすごい数の品種がありますもんね。はままつフラワーパークには、桜だけで何品種くらいありますか。
和久田さん
以前は100種類以上あったけど、今は少し減ったかな。
向こうにある大きな木はエドヒガンザクラ(江戸彼岸桜)って言います。
古くから“桜”と言うと、このエドヒガンか、またはもっと古い時代になると吉野(奈良県)なんかで見られるヤマザクラ(山桜)のことなんですよね。
そういったものがまず最初にあって、改良を重ねるうちに現在のように品種が増えていったんですよ。特に江戸時代には改良が盛んだったようですね。
小粥
確かソメイヨシノはエドヒガン系でしたね。
桜の品種はどのようにして誕生したのか、桜のルーツを調べてみるのも面白いかもしれません。
和久田さん
さて、この先に見える花が面白くて、スイフヨウ(酔芙蓉)っていう、咲き初めと咲き終わりで色が変わってくるフヨウなんですよ。
小粥
ああ、すごい。色が変わってる。
和久田さん
最初は白っぽいんですけど、日中になると、だんだんピンク色になってくる。
ちょうど人間がお酒を飲んでほろ酔いになったような、顔を赤らめた様子にちなんで、
スイフヨウのスイは「酔う」という漢字を書きます。
小粥
色が変わる花で、なんの仲間だったかな…、咲き始め白くて赤くなる…。
マルハナバチがくる…、あぁ、ど忘れしちゃった(笑)
とにかく、色が変わる花って他にもたくさんあるんですよね。
(※ハコネウツギのことを思い出そうとしていました。)
和久田さん
朝は白い花で日中はピンク色になります。ピンク色になるのはアントシアニンという色素が25度以上の温度になるとたくさん合成されるためだそうです。
小粥
その植物の研究だと、蜂に目立つ花の色は赤なんだけど、蜂が近くに来たときには白い花の方が蜜があるってアピールできるので、途中で花の色を変えるのはそれを蜂に伝えるための信号だっていうのを読んだことがあります。
和久田さん
小粥さんはご存知だと思いますけど、昆虫の場合は紫外線を感知することが多いですよね。
人間が見てる色合いと昆虫が紫外線を通した世界で見た時の色合いでは全然違うので、そういうのも関係してるのかもしれませんね。
小粥
あ!この虫は分布拡大中の新しい外来種です。
チュウゴクアミガサハゴロモって言ったかな。結構でかいんですよね。
アミガサハゴロモというのが在来種でいるんですけど、それとは羽の模様が違うんですよ。
和久田さん
そうなんですか。
こんな感じで今は花が美味しいので虫が来るんですけど、それを食べにきたカマキリもここにいますね。
小粥
あ!ほんとだ!面白い。
生態系がある。
和久田さん
それぞれが必死に生きてて、カマキリは今から卵を産まなくちゃいけないので栄養を蓄えなくちゃいけないし、食べられないように虫も力を振り絞ってよじ登ってますね。
和久田さん
それとね、秋になると冬に備えてクモが巣を張るので、園内にたくさんクモの巣があるんですよ。
いつも対策をしてるんですけど、取ってもすぐに張り直しちゃう(笑)
クモも生態系の一部として、フラワーパークにとっては害虫を食べてくれたりするから益虫なんですけどね。
小粥
植物と一緒に、生き物の観察もできちゃいますね。
和久田さん
そうなんです。昆虫の写真撮影を目的に訪れる方も多いんですよ。
これは、ベンケイソウ(弁慶草)っていう植物の仲間。
小粥
あ、蝶々とかハエの仲間が来てますね。いい匂いがするのかな。
和久田さん
虫にとってはいい匂いなのかもしれませんね。
水の少ない砂漠や、その周辺に自生するものは、虫などに遭遇する頻度も少なく、より虫を引き寄せるための工夫があるんじゃないかと。
小粥
お、(蝶を見て)チャバネセセリだ。
ベンケイソウの匂いは、どれどれ…。匂いがするのかな。
(クンクン…)あ、ちょっといい匂いがしますね。人間にとってはそこまで強くないかな。
和久田さん
この変わった白い花の植物は、ユッカの仲間です。
小粥
下に向かってお花が開いてる。これは下からもぐりこめるタイプの生き物じゃないと無理だなあ。
和久田さん
それと今、ちょうど珍しい花が咲いているんですよ。
温室の中なんですが、チユウキンレン(地湧金蓮)っていうバナナの仲間です。
大きな花びらに見えるのがガク(萼)で、その間に見える小さいのが花なんです。
非常に珍しいです。
小粥
(※花をつまんでみて)あ、蜜がすごい。
ちょっと味見させていただきます。う〜ん、めっちゃ甘い!
(※特別に許可を得ています。展示物にはお手を触れないようにしてください。)
和久田さん
温室で珍しいといえば、先月末にゴールデンシャワーという木の花が咲きましたよ。
小粥
お花の形がツユクサみたいですね。おしべが長いのと短いのとで複数ありますね。
長い方は訪れたハチに下から花粉をつけるアッパーカット系だ。(※おしべの形をパンチに例える独特の感性)
和久田さん
形が面白い植物もありますよ。これは、コエビソウ(小海老草)といって、
その名の通り、エビの格好に花が似てるからそういう名前がついてます。
小粥
確かに似てますね。エビの尻尾。
和久田さん
あとは、オクナっていう植物なんですけど、別名ミッキーマウスツリー。
赤いガク(萼)に黒っぽい実がつくんですよ。それがミッキーを連想させるんですよね。
今、黄色い花が咲いてる木がオクナです。
和久田さん
このバンクシアも面白いです。種が袋果(たいか)という殻で覆われているのが特徴です。
今は花が咲いてますね。
和久田さん
手前のはもう種になって、それが袋果(たいか)から脱出した後ですね。
パックリと空いてる。
オーストラリアの比較的乾燥したところに生えてます。
虫を花びらで軟禁しちゃう?オオオニバスの受粉大作戦
和久田さん
これがオオオニバスです。
よく植物園なんかで、葉っぱの上に子どもを乗せてる写真なんかをご覧になられたことがあるんじゃないかな。
昨日、ちょうど花が咲く直前のいい香りがしてました。
小粥
確かにお子さんがよく乗ってるイメージあるかも(笑)
オオオニバスはどこ産の植物でしたっけ。
和久田さん
ブラジル原産でアマゾン川などに自生しています。
小粥
葉っぱの裏のトゲがすごい。
和久田さん
若い葉っぱが魚に食べられないように守るためにトゲがあります。
茎を切ってみると面白いんですが、ハスの蓮根みたいに空気を送るために空洞になってます。
今日は特別に担当職員にお願いして、お花を見てみましょうか。
小粥
花びらにもトゲがある。ちょっと触ってみよう。
あ!痛てっ!うわ、すごい痛い。
でも、よく見ると全ての花びらにトゲがあるわけじゃないんだ。
トゲを持ってるのは、水に接する外側の花びらだけなんだな。
小粥
確かに、茎に蓮根みたいな穴が開いてますね。
和久田さん
オオオニバスの花は、一般的な草花のように一日中咲いてはいないんですよ。
開花する期間は2日間で、時間帯は夜のみ。
開花1日目の夕方くらいにオオオニバスの花の甘〜い香りが漂うんですよ。
そしてその夜、甘い香りに誘われたコガネムシがやってきて、開いた花の中に入って食事をします。ですが、朝にはその花が閉じちゃうんです。
中に閉じ込められちゃったコガネムシは、花の中をぐるぐると動きまわって、体に花粉がべったりついちゃう。
2日目の夜になると、花が開いてようやくコガネムシは外に解放されるんですけど、今度はまた別の香りのいい花に潜り込む。開花2日目の花からはもう香りがしなくなっているので、同じ花にもう一度コガネムシが来ることはないんですよ。そうやって次のところに花粉を移すんです。
小粥
夜、コガネムシを軟禁しちゃうんですね。
花粉がたっぷりついた頃合いを見計らって、釈放されると(笑)
前の晩と違う花にコガネムシが行くように、香りで誘導しているのはすごい仕組みですね。
和久田さん
花の断面を見ていただくと面白いですよ。
小粥
断面が綺麗に揃ってますね。花びらが幾重にも重なって頑丈そう。
和久田さん
ええ。
ドーム状態になっちゃうので、花が開くまで逃げられないです。
小粥
うわあ、なんかモンスターみたいに思えてきた!
心を通わせ、みんなに愛されるフラワーパークへ
小粥
フラワーパークって全国にあると思うのですが、はままつフラワーパークの特色ってどんなところなんですか。
和久田さん
はままつフラワーパークは、ちょうど三方原台地から浜名湖にかけての、丘陵地帯から湖に変わっていくところにあります。
だいぶ昔、数十万年前なんかは、このすぐそばまでもう浜名湖があって、そのもっと昔だったらこの辺は海の底だったと思うんですよ。
和久田さん
そういった起伏に富んだ自然地形を活かして計画されたのが園全体の特徴です。
最近では、ユニバーサルデザインに配慮して、起伏の多い土地であっても誰しもが自由に行き来できるように、エレベーターやスロープカー、フラワートレインなんかも導入しています。
和久田さん
園内の植物もお客さんに見てもらうことを重要視した展示を心がけています。
当園で一番力を入れているのが、サクラとチューリップの咲く時期。両方咲いて綺麗なのは全国的にも稀なものですから、それを一番にアピールしています。
小粥
春のフラワーパークは色彩豊かで本当に綺麗ですよね。
和久田さん
初春にちょうど200本くらいの梅が咲くんですけど、そこから梅、早咲きの桜、本格的な春の桜、チューリップ、藤、バラ、花菖蒲、アジサイ と、この間は花のリレーが続きます。高いレベルで花がずっと見れる展示も特徴のひとつですね。うちは、フラワーパークと名前のつくところの中では、「見せる展示」という観点で展示をしてまいりました。今では、全国のいろんなところのフラワーパークから視察や研修の方が訪れるようになったんですよ。
小粥
長く楽しめるように工夫された造園計画がなされているんですね。
これだけたくさんの植物がいるとお世話大変そう…。
何人ぐらいのスタッフさんで植物の面倒を見られているんですか。
和久田さん
今は、園芸の職員が15名で、スタッフさんが40名ちょっとですね。
小粥
スタッフさんというのは?
和久田さん
スタッフさんというのは、花の好きな方や定年退職した方をアルバイトとしてお願いしています。
小粥
へ〜!やっぱり、植物が好きな方が多いんですね。
和久田さん
また、第二の人生で今までとは違ったことをやってみたいなという方も多い印象です。
そのようなきっかけでたまたまフラワーパークに入られる方と、元々植物や自然が好きで来られる方と両方いらっしゃいますね。
小粥
フラワーパークは新しい第二の人生を始めるきっかけの場にもなってるんですね。
ちなみに、和久田さんご自身はどういった経緯でこちらの職場に就かれたんですか。
和久田さん
僕はもともと小さい頃からこういう自然とか植物が好きで。
自分の父親もそういうのが好きで、一緒に小学校の頃から盆栽の植え替えとか一緒にやってたり。変わった小学生だったので。(笑)
小粥
すごい、小学生で盆栽!
和久田さん
うちが農家だったので手伝いをしたり。その後、農業改良普及員という千葉県の職員をしていたんです。ご縁があって浜松の方と知り合って、結婚し、仕事を辞めてこちらに来た時にフラワーパークの採用があるということで、花とか自然の仕事ができたらいいなと思ってこちらに就職しました。
小粥
子どもの頃からずっと植物と付き合う日々だったんですね。
和久田さん
ええ。三人兄弟なんですけど、兄と妹は全然違う職種。植物が好きなのは僕だけで(笑)
ここに勤めてもう33年目になります。
これからのフラワーパークの新たな取り組み
小粥
それは長いことお勤めなさってますね。33年間、フラワーパークを見てきて、移り変わりって何かありますか。
和久田さん
僕が入った当初のフラワーパークのキャッチフレーズが「花の図書館」。そういうサブネームがありました。
なるべくいろんな品種などをたくさん集めて、それを守りながらお客様にアピールしていこうという形でした。十数年ほど前から、自分たちで運営をしていけるように、研究施設としての植物園というよりは、お客さんにたくさん来場していただけるような観光的な植物園を目指すようにシフトしてきていますね。
お客様に感動を与えることができるような展示ができればいいなと。
和久田さん
感動というのは、植物と触れ合う癒しなども含めて、ここにきたらちょっとホッとしたり、展示を見て、わあ!綺麗だと喜んでいただくとか、心を通じてお客様にアピールするということ。
以前は「目で見て」っていうのを重要視してたけど、今はもう少しその先に行った「心」っていうのを重視するようになってきたのかなと変化を感じます。
小粥
科学館でもそういう話はしますね。勉強するために行くだけじゃなくて、雰囲気ですとか、感動を得てもらえる様な、そういったものも伸ばしていこうって話が出てきてます。なんだか、似てるところがあるような気がしますね。
そういった取り組みで変化したことはありましたか。
和久田さん
園内の雰囲気もそうですが、職員の自分達がいろんな層のお客さんを想定する様になりましたね。
今ですと、ハロウィンとか、イベントも手作りを心がけていて、スタッフ手作のものが大半なんですよ。お客様の笑顔を思い浮かべながら一生懸命作っています。
スタッフの中には、植物だけでなく美術などの他分野を専攻した者もいます。
絵を描いたりする技術もディスプレイ作りに役に立ったり、他分野の知識も活かしながら、職員全員でどう見せるかというのを工夫しています。
和久田さん
現代ではSNSも盛んですので、植物や景色の写真を撮って楽しまれる方も多いです。
最近では写真を撮った時にどう見えるか、という点にも注目し、工夫して展示をしています。
和久田さん
ただ植物を育てるのではなくて、いかに伝えるかということが大事だなと。
例えばですけれども、トックリキワタの展示。
この木は、実にワタのようなものができるんですけど、通常ワタというとみなさんが思い浮かべるコットンと比べることができるようにしています。
コットンのワタの中心にはタネがあってギチっとしてるんですが、トックリキワタの方はふわふわなんですよ。
小粥
ほう、コットンよりもよりふわふわだ。見た目だけでも全然柔らかさが違うのがわかりますね。
和久田さん
お客さんが五感を通じて、楽しみながら植物に興味を持っていただけたら嬉しいですね。
和久田さん
その他にも、当園が指定管理制になり塚本理事長が就任されてから、いろんな取り組みを行っています。
例えば、1年間同じ入園料でなくて、変動制にしてみたり。花がたくさんあるときは入園料をいただいて、そうでない夏の時期は無料というふうな仕組みですね。
お客様にもお財布にも優しい形です。こういった取り組みは、公立のところではうち以外ないんじゃないですかね。
和久田さん
それから、新しい取り組みといえば、学びの教室っていうのを開催しています。
いろんな理由で学校に行けないお子さんたちがここにきて、学習と心の癒しを得ることができるようにという取り組みになっています。
園芸療法という考え方をもとに、もう一度学校へ復帰したり、社会に復帰したりできるようなサポートを目指しています。
先進的な取り組みなので、これからいろんなところに広まっていくといいですよね。
小粥
それは植物園ならではの癒しのパワーを有効活用した素敵な取り組みですね。
僕も今日は、植物にとても癒しをいただきました。
取材を終えて
ちょっと変わった植物の世界、いかがでしたか。
個人的には、オオオニバスの話が印象的でした。オオオニバスの策士な一面を初めて知って驚き。閉じ込められちゃったコガネムシの気持ちを想像すると少し恐ろしく感じるのですが、当のコガネムシは次の夜も別の花の中へ懲りずに飛び立っていくそうですから、案外気にしていないのかも(むしろ持ちつ持たれつの関係?)。
根っこがあって自分の力では移動できない植物たち。
しかし、その宿命をものともせず、“どうやって動物から食べられないようにしようか”、“どうやって花粉を遠くに届けて子孫を作ろうか”と、独創的な手段でそれぞれに進化を続けてきたんですね。
今回の取材を通して、小粥が研究テーマとして着目したのは「花粉がどの様に運ばれるのか、その方法によって花粉の形に違いや特徴はあるのか」。
植物が受粉をするのに、風、動物、虫、水など、それぞれの植物によって花粉を遠くに運ぶための戦略が違うのだそう。
実は、春から花粉採集のためにフラワーパークにちょくちょく訪ねており、かなりの数の花粉が小粥の手元に揃ってきているとのこと。
和久田さん
植物の分類によって傾向があるのか、あるいは、個々の植物によって全く違うのか。
例えば、マメ科の植物であれば同じような形なのか、同じマメ科でもえんどう豆と藤の花では全く違うのか…。気になります。
和久田さん
ハイビスカスの花粉も採取してもらいましたが、今回ご紹介したスイフヨウもハイビスカスと同じ葵の仲間なので、何か違いがあるのか楽しみです。
植物たちの知恵と工夫が詰まった花粉が電子顕微鏡でどう見えるのか。とても楽しみです!
小粥による解説記事では、顕微鏡写真と併せて植物の写真も並べてご紹介いたします(後日公開予定)。
はままつフラワーパークで実際の植物を見ながら併せて解説を読んでいただくのがオススメです。いつもと違ったミクロな視点で植物を楽しむことが出来るかもしれませんよ!
是非、読んでみてくださいね。
◆ 取材協力
はままつフラワーパーク
◆ 記事執筆
黒川夏希(ウィスカーデザイン)