浜松科学館 みらいーら
浜松科学館自然観察園は地域の方々のお散歩ルート。歩道は端から端まで105歩。普通に歩けば1分足らずで通過してしまいます。 その1歩1歩にもたくさんの生き物がいて、関わり合い、科学的な事象が起こっています。「小さな森での小さな出会い」を少しずつお届けします。
「浜松のことをもっとよく知りたい!」 好奇心旺盛なスタッフが浜松科学館を飛び出して、浜松各地を訪問。 訪問先で出会った方々とふれあい、こだわりの商品などを科学館にある電子顕微鏡で観察して、ミクロから浜松を探っていく企画です。
12月も終盤。この記事が2021年最後の配信となります。 本年もお世話になりました。 来年もよろしくお願いいたします。 年の瀬になりぐっと寒くなりましたね。 こたつの中…
いつもは自然観察園の身近な生き物をテーマにしていますが、今回はより身近な私たちの「顔」に棲むある生き物を観察してみましょう。 あなたの顔にもきっといるはず「ニキ…
最近ある植物から、科学が進歩しても自然界にはまだまだ明らかにできない謎が存在することを実感しました。 生き物たちの営みは、私たちが想像できないほど奥深く、面白い…
11月になり秋もますます深まってきました。 秋といえば様々な虫たちが鳴く季節 ― マツムシのチンチロリン、スズムシのリーンリーン、エンマコオロギのコロコロリリリー……
夏の企画展「身近で気になる昆虫展」で飼育・展示したキアゲハの幼虫が無事に蝶になりました。 蝶の飼育は、小学3年生の理科「昆虫の成長と体のつくり」という単元でモン…
※答えは記事の後半でご紹介します。 9月も中旬、自然観察園のオオシマザクラの葉が色づき始めました。 黄色や赤色など色鮮やかに紅葉(こうよう)する風景を見ると早くも…
2021年12月27日 23:32
12月も終盤。この記事が2021年最後の配信となります。本年もお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。年の瀬になりぐっと寒くなりましたね。こたつの中で温まりながら、この記事を読んでいる方もいるのではないでしょうか。こたつといえば・・・そう、ミカンですね!今回はミカンをじっくりと観察したいと思います。ぜひお手元にミカンを置いて、読んでみてください。ヘタを観察してみよ
2021年12月18日 18:25
いつもは自然観察園の身近な生き物をテーマにしていますが、今回はより身近な私たちの「顔」に棲むある生き物を観察してみましょう。あなたの顔にもきっといるはず「ニキビダニ」ちょっと失礼してマスクを外させていただきます。爪で小鼻のあたりをポリポリと掻くと、爪にアカが溜まりました。(お食事中の方、ごめんなさい)アカの塊をピンセットでつまみ、顕微鏡で観てみると・・・皮膚の角質や皮脂の間に、透
2021年11月29日 18:23
最近ある植物から、科学が進歩しても自然界にはまだまだ明らかにできない謎が存在することを実感しました。生き物たちの営みは、私たちが想像できないほど奥深く、面白いです。今回はそんなエピソードをご紹介します。クリスマスカラーなマンリョウを探してみようこのような樹を見たことがありますか?マンリョウという常緑樹で、観賞用として庭や公園、神社等に植えられる身近な植物です。果実の濃い赤色と葉の緑
2021年11月13日 22:51
11月になり秋もますます深まってきました。秋といえば様々な虫たちが鳴く季節 ―マツムシのチンチロリン、スズムシのリーンリーン、エンマコオロギのコロコロリリリー…網戸から聞こえる様々な種の鳴き声に秋を感じますね。私たちにとって秋の風物詩である虫の声も、鳴いている当人(虫?)からすればオスからメスへのラブコール。後世へ子孫を残せるかどうかの真剣勝負です。今回は秋の虫たちが属するバッタ目※の
2021年9月28日 22:22
夏の企画展「身近で気になる昆虫展」で飼育・展示したキアゲハの幼虫が無事に蝶になりました。蝶の飼育は、小学3年生の理科「昆虫の成長と体のつくり」という単元でモンシロチョウやアゲハ(ナミアゲハ。以下、アゲハ)を材料に経験したことがある方も多いと思います。授業では、蝶が「卵→幼虫→蛹→成虫」という変態を経て羽化することや、飼育をとおして生命の尊さを学びます。しかし、他にも蝶の成長の面白さ、魅
2021年9月15日 22:30
※答えは記事の後半でご紹介します。9月も中旬、自然観察園のオオシマザクラの葉が色づき始めました。黄色や赤色など色鮮やかに紅葉(こうよう)する風景を見ると早くも年の終わりを感じてしまいます。紅葉と同時に落葉の季節も始まります。地面に1枚、また1枚と落ち葉が敷き詰められていきます。そんな落ち葉を食べてくれるのがダンゴムシ、トビムシ、ミミズなどの土壌動物たちです。中でも子供たちに人気なの