浜松科学館 みらいーら
浜松科学館自然観察園は地域の方々のお散歩ルート。歩道は端から端まで105歩。普通に歩けば1分足らずで通過してしまいます。 その1歩1歩にもたくさんの生き物がいて、関わり合い、科学的な事象が起こっています。「小さな森での小さな出会い」を少しずつお届けします。
「浜松のことをもっとよく知りたい!」 好奇心旺盛なスタッフが浜松科学館を飛び出して、浜松各地を訪問。 訪問先で出会った方々とふれあい、こだわりの商品などを科学館にある電子顕微鏡で観察して、ミクロから浜松を探っていく企画です。
はじめに秋も終盤。そろそろ大掃除を計画する方も多いのではないでしょうか? 自然観察園ではボランティアの皆さんとゴミ拾いや樹木の剪定など、「整備活動」という名の大…
はじめに「ヒアリだ!」 自然ゾーンにアリの模型があります。この模型を見た多くの人は「ヒアリだ!」と言います。 残念、ハズレです。 (こんな大きなアリがいたら地球は…
2022年11月21日 21:45
はじめに秋も終盤。そろそろ大掃除を計画する方も多いのではないでしょうか?自然観察園ではボランティアの皆さんとゴミ拾いや樹木の剪定など、「整備活動」という名の大掃除をしています。整備活動の目的は大きく2つです。しかし、2つの目的が時として相反することがあります。その1例が今回の記事の主役「ヤブガラシ」です。ヤブガラシはブドウ科の1種。5枚一組の複葉をもつ、つる植物です。周囲に巻き付
2022年11月8日 22:44
はじめに「ヒアリだ!」自然ゾーンにアリの模型があります。この模型を見た多くの人は「ヒアリだ!」と言います。残念、ハズレです。(こんな大きなアリがいたら地球はアリの惑星になっていたかもしれません・・・)正解は、日本に昔から生息する「トビイロケアリ」です。ヒアリと答えた人に「どうしてヒアリだと思いましたか?」と尋ねると「茶色いから」とのこと。私たちの身の回りにはたくさんの在来種のアリ(以