浜松科学館 みらいーら
「浜松のことをもっとよく知りたい!」 好奇心旺盛なスタッフが浜松科学館を飛び出して、浜松各地を訪問。 訪問先で出会った方々とふれあい、こだわりの商品などを科学館にある電子顕微鏡で観察して、ミクロから浜松を探っていく企画です。
浜松科学館自然観察園は地域の方々のお散歩ルート。歩道は端から端まで105歩。普通に歩けば1分足らずで通過してしまいます。 その1歩1歩にもたくさんの生き物がいて、関わり合い、科学的な事象が起こっています。「小さな森での小さな出会い」を少しずつお届けします。
12月が近くなって、そろそろ冬といった感じですね。 自然観察園は、活動する生き物が減って少し静になってきました。 私たち哺乳類は体温調節が可能ですので、体温を一定…
仕事がいつもよりも早く終わり、「ちょっと時間が空いたなぁ」というある日の夜、懐中電灯を持って自然観察園を歩いてみることにしました。 もしかしたら昼とは違った夜の…
オスは毒針がなく、DNAをメスの半分しか持たない 先日、「手乗りスズメバチ体験」を開催しました。 スズメバチと言えば、集団で生活し、刺激すると毒針で攻撃してくる危険…
2020年11月27日 20:46
12月が近くなって、そろそろ冬といった感じですね。自然観察園は、活動する生き物が減って少し静になってきました。私たち哺乳類は体温調節が可能ですので、体温を一定に保ち、体を動かすことができます。しかし他の動物たち、特に昆虫は、体温調節が出来ず寒い冬は身動きがとれません。動けないことのデメリットの一つとして、捕食者から逃げられないことが挙げられます。捕食者に食べられないように、昆虫たちは
2020年11月20日 22:11
仕事がいつもよりも早く終わり、「ちょっと時間が空いたなぁ」というある日の夜、懐中電灯を持って自然観察園を歩いてみることにしました。もしかしたら昼とは違った夜の世界が広がっているかもしれません。クロちゃんとの出会い少し恐々自然観察園に入ると、ジッとこちらを睨む黒猫に出会いました。猫の顔に懐中電灯の光が当たると、眼がランランと輝きます。これまで一度も見かけたことがない黒猫との出会い。※こ
2020年11月11日 16:02
オスは毒針がなく、DNAをメスの半分しか持たない先日、「手乗りスズメバチ体験」を開催しました。スズメバチと言えば、集団で生活し、刺激すると毒針で攻撃してくる危険なイメージがあります。催しに登場したのは、筆者が自然観察園で採集したコガタスズメバチの「オス」。毒針は、メスの産卵管が変化したものなので、オスに毒針はありません。催しでは、掌の上で動くオスのスズメバチを大顎に噛まれないよう優しく